いけばなを始めるための最初のステップ

「いけばなに興味はあるけれど、何から始めたらいいのかわからない」そんな声をよく聞きます。道具? 花の名前? 形の決まり? そう思われがちですが、いけばなを始めるための最初のステップは、実はとてもシンプルなところにあります。お教室に通う前に、まずは日々の生活にちょっとした変化をつけて、いけばなを取り入れる準備をしてみましょう。

Step1 : 花に触れる時間をつくる

いけばなを始める第一歩は、「上手に生けよう」とすることではなく、花に触れる時間をつくることです。短い時間でもかまいません。花を手に取り、眺め、向きを変えてみる。それだけで、日常のスピードが少しだけ緩みます。

ハワイの豊かな自然は、いけばなの世界観ととても相性が良いんです。まずは「花と向き合う時間を楽しむ」気持ちがあれば十分です。

Step2 : 花と葉を組み合わせて、生けてみる

実は、いけばなにおいて、花だけでなく葉はなくてはならない大切な花材です。お好きな花とその葉、さらに違う種類の葉を組み合わせてみてください。いつもの花束とはひと味違った、少しワイルドで自然な雰囲気が楽しめます。いけばなは、自然美を大切にします。まるで外で風や陽の光を浴びているようなイメージで花瓶に生けてみましょう。

Step3 道具や知識は、あとからで大丈夫

「道具をそろえないと始められない」
「名前や決まりを覚えないといけない」

そう感じている方も多いですが、最初からすべてを知っている必要はありません。レッスンに必要な道具は、すべて貸し出しています。いけばなは、実際に手を動かしながら、少しずつ感覚で覚えていくもの。道具も知識も、続けていく中で自然と身についていきます。
大切なのは、花と向き合ってみたい、という気持ちです。まずは好きな花材を選び、生けてみる。

おわりに

完璧を求めすぎないで、まずは楽しむ。いけばなには、「正解」はありません。花材が思い通りに動かなかったり、イメージと違う形になったとしても、 それはそのまま味わいとなり、世界にひとつだけの作品になります。

慣れてくると、いけばなは「とりあえず」形に仕上げることができるようになります。でも、面白いのは初期の頃の作品です。正直、まとまりきらないことも多い。けれど、その分いちばん「心」が見える作品になります。欲張りなのか、慎重なのか、先ばかり見てしまうタイプなのか…。
初めの頃のお稽古は、花を楽しみながら、自分の心の状態を知る時間でもあります。

次回は、実際のレッスンで使うお道具とはどんなものなのか、分かりやすくご紹介します。

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